カワサキバイク W800 STREETを紹介

カワサキW800 STREETの概要

半世紀以上もの長きにわたり、カワサキの人気車種だったWシリーズに、773ccとパワーアップして、W800として蘇ったのが2010年のことでした。
その後、2016年のファイナルエディション登場と同時に、生産終了と聞いた時はさみしく感じたものです。

これで、「ダブワン」「ダブサン」などとなじんできたWシリーズは、これで終えんを迎えるのかと思いきや、今回ようやく復活を果たすことになります。
W800タイプのマシンは、W800/W800 STREET /W800 CAFÉの全部で3種類です。
このうち今回は、オーソドックスなスタイルが特徴の「カワサキ・W800 STREET」にスポットを当て、ご紹介していきます。

W800 STREETの主なスペック

『W800 STREET・2020年モデル主要スペック』
エンジン形式:空冷4ストローク並列2気筒/SOHC 4バルブ
排気量:773cc
最高出力:38kW(52PS)/6,500rpm
最大トルク:62N・m(6.3kgf・m)/4,800rpm
全長×全幅×全高:2,135mm×925mm×1,120mm
シート高:770mm
車両重量:221kg
燃料タンク容量:15リットル
タイヤサイズ(前):100/90-18M/C 56H
タイヤサイズ(後):130/80-18M/C 66H
参考価格:税込み101万2千円
ボディーカラー:メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック

W800 STREETの特徴はここにある

ベースはCAFEと同様に、W800がベースだが、W800そのものが大きく変わっているため、前のモデルとはかなりイメージが違って見えます。
同時に3機種発売されたわけですが、それぞれが個性のあるスタイルに仕上がっています。
W800 STREETの、見た目の変更点としては、ボディーカラーが変わったこと。

そして、タンク真上部分に、1文字でイエローとオレンジのツートンラインが引かれているところです。
横からは全く見えませんので、オーナーだけが楽しめる、隠れたお洒落になっています。
全体にクラシカルなスタイルですが、エンジンはパワーアップしています。

W800 STREETの魅力とリラックスできる走り

W800 STREETは、ストリートバイクというカテゴリに属し、狭い路地などもスイスイと移動できる、そんなタイプの取り回しの良いマシンです。
実際に、比較しやすいW800 CAFEと比べてみると、シートが2㎝低く、全長は同じですが高さは1.5㎝と高め、幅はなんと10㎝もスリム。
CAFEのスワロータイプに近いM字状ハンドルに対して、STREETはアップハンドル。

並べて比べて見ると、見た目でだけでもSTREETの方が、明らかに20㎝ほどグリップの位置が高くみえます。
つまり、STREETは、座椅子に座るような背筋を伸ばした姿勢になり、リラックスした状態が維持でき、ツーリングの際にも疲れにくい姿勢を保てるメリットがあります。

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