エネオスとバイク4社が交換式バッテリーサービスを開始

エネオスのガソリンスタンドにバッテリー拠点を設置

エネオスはバイクの主要メーカーであるホンダやヤマハ、スズキ、カワサキと連携して「Gachaco(ガチャコ)」というサービスを始めることを発表しました。
これは電動バイクに使われるバッテリーを交換できるステーションを設けるというもので、2022年の秋から順次スタートします。

電動バイクは航続距離が中程度で、充電するのに時間がかかるというデメリットがあります。
すでに充電されているバッテリーと交換できる場所が移動ルート上にあれば非常に便利で、実質的に航続距離のことをほとんど気にせず乗れるようになります。
そこで、エネオスのガソリンスタンドにこの交換拠点を設けて、登録したユーザーがいつでも立ち寄ってバッテリーを交換できるようにするのが、このガチャコのサービスなのです。

当面は法人向けのサービスとして、登録した企業が所有する配達用、社員移動用の電動バイクで利用できるようです。
サービスを開始する段階では200台分のバイクに対応できる体制とし、翌年には1,000台分まで対応力を高めていきます。
充電スポットではなく、バッテリーそのものを交換するということで、よりスピーディーで効率的なので企業にとっては電動バイクを導入する良いきっかけとなるのは間違いありません。

既存のガソリンスタンドの有効活用で拠点を一気に増やす取り組み

このサービスのポイントは、上記にあるように既存のエネオスのガソリンスタンドにステーションを設置するという点です。
新しく場所を構える必要がありませんし、ガソリンスタンドなら地域の様々な場所にありますので、より簡単にバッテリー交換ができるのがメリットです。
また可燃物であるガソリンなどとは違って、バッテリー交換だけなら消防法の規制がありませんので、面倒な手続きを踏むことなくすぐにサービスを開始することが可能です。
むしろ、ガソリンスタンドでなくてもいろいろなところにバッテリー交換ステーションを作れるので、もしかするとガソリンスタンド以上に拠点が広がっていく可能性さえ秘めています。

このサービスを実現するためには、バイク用バッテリーの標準化もしくは共通化が必須です。
メーカーごと、モデルごとに異なるバッテリーを使っているのでは、ステーションに保管するバッテリーの数が無駄に多くなり効率が悪くなるからです。
そのため、少なくてもこのガチャコに参入する4つのバイクメーカーは、同じ仕様のバッテリーを使ってマシンを開発することで合意しています。
実際に共通バッテリーを使った商業用バイクが登場していますので、これからさらに幅広いモデルで汎用性が高まっていくことが期待されています。

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