軽快なエンジンが醸し出す「D-TRACKER X」の世界

エンジン

D-TRACKER Xの概要

シート位置が高いと感じることもありますが、シートそのものが細身になっているので、足付きに関しても配慮されているバイクです。

近年では、D-TRACKER Xだけでなく、その他のバイクの注目度が上がってきました。
今では男性だけでなく、女性もバイクを乗り回す時代のため、乗り回しやすいバイクの注目度が上がっているのです。

女性の場合、価格、デザイン、使いやすさを重視してバイク選びを行うのですが、細身で使いやすいバイクを探している場合は、D-TRACKER Xが良いかもしれません。
ハンドルバーに手を伸ばしてみるとわかるのですが、女性でも操作しやすいハンドルバーになっているからです。

シート高の設定により、視点が高くなりすぎることもないため、自然な形で運転できるところも魅力的です。
身長が高めの男性では、かなりゆったりとした姿勢になるかもしれませんので、ハンドルバーに対して余裕を求めている場合は、実際にシートに跨って、本当に操りやすいバイクかどうかを確かめたほうが良いでしょう。

D-TRACKER Xの特徴

細身となっている影響もあり、ハンドル操作がかなり楽というのが大きな特徴です。

ちょい乗りをする際も使いやすいですし、バイク操作に慣れるために、あえてD-TRACKER Xに乗るというのもありでしょう。
Uターンする際も難しくありませんので、バイクの操作でストップアンドゴーが不得意という人も、D-TRACKER Xの動かしやすさに驚かれるかもしれません。

D-TRACKER Xのペダルディスクは、他のバイクよりも大きめのものが採用されています。
ペダルディスクが大きい場合、ちょっとした操作でミスをしてしまうことが減りますし、バイクの運転に自信が出るでしょう。

D-TRACKER Xのブレーキ性能についてですが、従来のものよりちょっと高いだけです。
慌ててブレーキ操作を行ってしまうと、急にバイクが揺れ動くことになるので、ブレーキ性能が極端に高いものと思い込まないようにしましょう。

D-TRACKER Xのスペック

エンジンのボア・ストロークが、72mm、61.2mmとなっています。

これは、従来のバイクよりも軽快にエンジンを動作させるためのもので、スペック上では、他のバイクより勝っている部分でもあります。
D-TRACKER Xは、トルクを重視して作られているため、エンジンパワーのスペックがかなり高いわけではありません。

そのため、チョイ乗り、ロングドライブを軽快に行うことは可能ですが、素早く高速走行に移れるバイクではないのです。

D-TRACKER Xのディスクプレートですが、φ300mm径の大径ディスクが採用されていますので、エンジンパワーに対して高い性能のディスクが採用されており、軽快に加速、制動を行えるようになっています。

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