カワサキバイク ZZR1100を紹介

カワサキ ZZR1100の特徴について

ZZR1100は、1984年に発売されたGPz900Rの後継機種として開発されました。
開発チームは、最高速度を始めとする高い走行性能を追求するライダー向けに、エンジンやサスペンション、ブレーキなどを強化することに注力しました。
1989年に初めて発売されたZZR1100は、最高速度に関してはライバルを圧倒し大きな話題を呼びました。

その後、数回のマイナーチェンジを経て、1993年にはZZR1100Dとしてフルモデルチェンジを果たしました。
それからも、1997年のZZR1100Cまで生産され続けました。

ボディーもスポーティなデザインで、カワサキならではの美学が発揮された見た目となっています。
力強さを感じさせるカウルのフォルムとディテールと共に、無駄を削いでスポーティーな雰囲気を高めたフロント周りのデザインは絶妙なバランスでマッチしています。

エンジンは4気筒DOHCエンジンで、排気量は1052cc、最高出力は143ps/10,500rpm、最大トルクは10.5kg-m/8,500rpmです。
トランスミッションは、6速マニュアルとなっています。
また、前後のタイヤサイズはそれぞれ120/70ZR17と190/50ZR17です。
車両重量は245kgとやや重いですが、その分、安定性が高くなっているのがポイントです。

カワサキ ZZR1100の魅力とは?

ZZR1100の魅力は、そのトップスピードと安定性にあります。
最高速度は300km/h以上で、当時のスーパースポーツバイクの中でもトップクラスの速さを誇りました。
それでいて、強化されたエンジンやサスペンション、ブレーキによって高速での走行でも安定しているため、ライダーにとっても扱いやすいバイクとなっています。

また、車体のデザインも乗りやすさにこだわって作られています。
シートからステップまでの構造や高さ設定は絶妙で、窮屈になることなくレーシングスタイルにぴったりのライディングポジションを作ってくれます。
ボディー自体のバランスの良さに加えて、こうした工夫がなされているためマシンを倒しながらコーナリングなども安心して行えます。

カワサキ ZZR1100のメリット

このバイクのメリットは、機能性の高さにも見られます。
たとえばフューエルインジェクションやラムエアシステムなど、当時の最新技術を取り入れていて、燃費の向上やパフォーマンスの向上に貢献しています。
シートの高さも低く、街中で走るライダーにとっても乗りやすいバイクとなっています。

また、ZZR1100は長年にわたって中古市場でも高い人気を誇っています。
そのためカスタムパーツやアフターパーツも豊富に揃っており、自分好みのカスタムを施すこともできます。

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