カワサキバイク Ninja H2 CARBONを紹介

展示されたカワサキバイク

スーパーチャージドエンジン搭載という特徴

「全てを超える」という意味をなすNinja H2 CARBONにはスーパーチャージドエンジン搭載という大きな特徴があります。
最大出力170kW(231PS)を発揮するスーパーチャージドエンジンは川崎重工ガスタービンだけでなく機械カンパニーや航空宇宙カンパニーさらに技術開発本部が関わって設計されたものです。

このように多くの頭脳が集まって開発されたエンジンですからそのパワーは全てを超えるものではないでしょうか。
このような人々の努力の結晶が活かされた素晴らしいエンジンなのです。

自社開発のインペラがあるのも特徴になる

自社開発のインペラがあるというのも特徴の一つになります。
このインペラの製法は超精密削り出し製法といったものでそれによって形が複雑なものになったのです。
このように実現した自社開発のインペラですからカワサキがバイクにかける情熱の表れといえます。
インペラの開発はそんなに簡単にできるものではありませんから社をあげての地道な努力があったのでしょう。

ドッグリンクトランスミッションも特徴の一つ

特徴の一つになるドッグリンクトランスミッションは知名度抜群で最先端のレースマシンの技術でMotoGPやF1で採用されています。
そんなドッグリンクトランスミッションはシフトチェンジに関する技術でその採用によってメリットが多くあるのです。
たとえばドッグリンクトランスミッションを採用しますとシフトチェンジがスピードに乗ってスムーズな流れで行えます。
このような高度な技術の搭載は有り難いものでしょう。

油圧クラッチとアシスト&スリッパークラッチもさらなる特徴と言える

油圧クラッチはメンテナンスをそれほど行わなくてもレバータッチに変化なしという油圧式のものです。
さらに採用したのはブレンボ製のラジアルポンプマスターシリンダーやクラッチリリースピストンで操作もリニアでスムーズにできるようになっています。

またアシスト&スリッパークラッチシステムはレース活動での反省点を踏まえて開発されNinja H2 CARBONに搭載された様々な機能が2種類のカムによって操作されています。
たとえばアシストカムによってセルフサーボ効果がもたらされたためにクラッチレバーの操作がやりやすくなり高負荷時の力の伝わり方をがスムーズになるでしょう。
またスリッパーカムはリヤタイヤのホッピングやスリップを抑える役目があります。

スペックについても知りたいもの

スペックについてもお伝えしましょう。
型式は2BL-ZXT02Jで全長×全幅×全高は2,085mm×770mm×1,125mmです。
シート高はどのくらいになるかというと825mmで車両重量は238kgになります。
このようにNinja H2 CARBONはカワサキのストリートモデルの史上でも有数の優秀なバイクの一つであるといって良いのではないでしょうか。

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