カワサキワールドの概要
カワサキワールドは、神戸海洋博物館の中にある川崎重工グループの製品を見ることができる企業ミュージアムです。
川崎重工グループは、バイクのカワサキを筆頭にタンカーや航空機など、陸海空のすべてに関わる製品を開発しています。
最近では宇宙産業にも力を入れていて、はるか宇宙に飛び出すための重要な技術の推進も行っています。
こうした川崎重工の最新技術に触れると共に、過去の代表的な製品を集めて展示しています。
そのため、川崎重工の歴史と技術を一度に見られる場所として、とても人気のあるミュージアムとなっています。
人気を集めた過去の製品を見るだけでなく、実際に触れて体感できるスペースもあって、あらゆる年代の人が楽しめる工夫がなされています。
昔懐かしいバイクなどを見て楽しむ大人の方はもちろんのこと、子どもがいろいろな体験をすることができるコーナーも設けられていて、家族連れで訪れる様子もよく見られます。
車いすやベビーカーなども用意されていますので、赤ちゃんがいる方、体が不自由な方でも安心して来場できます。
カワサキワールドの入館料金は大人が900円で、小中高生が400円となっています。
神戸海洋博物館の入館料も含まれていますのでで、どちらも一緒に楽しめるのもうれしいところです。
毎週月曜日が休館日となっていますが、月曜が祝日の場合は開館していて、代わりに翌日が休館となりますので注意しましょう。
また、年末年始も休館となっています。
カワサキの世界を満喫できるモーターサイクルギャラリー
カワサキワールドは川崎重工のさまざまな製品が展示されていますが、やはりバイクファンにとってはモーターサイクルギャラリーが一番の見どころとなるでしょう。
世界のバイクシーンをけん引してきたカワサキの歴代の名機が展示されているコーナーには、それぞれの時代で多くの人に愛されてきたモデルを見ることができます。
実際にレースに参戦した貴重なマシンもありますので、他では見ることができないバイクに出会えるチャンスです。
また、カワサキの最新フラッグシップモデルなどの展示もなされています。
機体だけでなくエンジンカットモデルやストリップモデルなどもあって、どのような構造となっているのかを詳しくチェックしたり、開発がどのように進められてきたのかを学んだりすることができます。
さらに、カワサキの人気のモデルに実際にまたがって、その座り心地や大きさなどを感じるスペースもあります。
憧れのモデルの雰囲気を実感できるのがうれしいところです。
さらに、走行シミュレーターも用意されています。
Ninja ZX-10Rの実車に乗り、表示されるサーキットの映像を見ながら模擬走行を楽しむこともできます。